他の塗装も同時期に

屋根塗装

外壁塗装をする場合にセットでいかがですかと勧められそうな筆頭は屋根ですが、近々塗りなおすつもりだったり劣化してるのがはっきり分かるようなら一緒に塗装してもらったほうがいいでしょう。 外壁塗装では高所で作業するために足場を組みますが、これは大変なことなので作業料もけっこうかかっています。 別々の時期に屋根と外壁を補修すると2回足場を組むことになるのでそれだけ費用もかさみますが、一度で済ませてしまえばこの部分の費用は約半分で済むのです。 改修で不自由な思いをする期間も一回分に短縮されますしまとめてしまえばいいことだらけなので、壁面を塗装した翌年に屋根を塗装することになりそうなら少しくらい早くても前倒ししてタイミングを合わせてしまいましょう。 ですが同時期に塗るとしても塗料は壁と同じものを使うとは限りません。 外壁よりも日光を良く浴びて雨もバシバシ当たる屋根には耐久性に優れた塗料を使うことが望ましいので、外壁塗装に用いる品よりも高性能で高価なものを選ぶことになるでしょう。 建物で一番過酷な環境になるのは2階建ての住宅でも3階建ての住宅でも同じ場所、屋根であると言われています。 なので耐用年数のことを考えるとここだけは最高級の塗料で仕上げたい、そんな贅沢も許されるのではないでしょうか。

ドアの塗装

外から見た時に住宅の印象を与えるのは外壁の役目ですが、壁と一体化しているドアにも同じことが求められます。 そして壁と調和していることも求められるので、外壁リフォームをする場合はドアも新調するか塗りなおしをして外観をよりよくする必要があります。 外壁塗装をして美しくなった住宅も玄関の扉がボロボロでは台無し、せっかくのリフォームも思うような成果があげられなかったとションボリです。 建物全体を見ても違和感なく統一しているように見せるには、外壁だけではなくドアも一緒に塗装しなければならない場合もあるのです。 特にそれまでとは全く違うカラーに塗り替えるのならドアの色が建物の色を邪魔しないよう、バランスを崩さぬようドア塗装も平行して行うべきです。 そうでなくとも日常的に触れられる機会も多い箇所なので汚れたり傷んだりするペースも速く、塗装も剥がれやすいのでメンテナンスの頻度は屋根よりも多くなるのがドアでしょう。 毎日出入りする場所ですし、汚れてもそのままにしていると気分も沈んでしまいますのでここのメンテはわりかし重要です。 キレイな壁と美しい芝生のお庭を備えた住宅なのに玄関ドアは凹んでいたり傷だらけだと、訪ねてきたお客さんをガッカリさせてしまいます。 そうさせないためにも外壁塗装のついでにドアも塗装してしまうのが、タイミング的にもいいのかもしれません。

雨戸の塗装

あまり目立たないし存在感も薄い雨戸ですが、メンテナンスをしないまま何十年も放置したら薄汚くなってしまいますしサビが発生したり塗装が剥げてきたりと、見る者を不快にさせたり不安がらせる代物になってしまいます。 なので適度なメンテは必要で、外壁塗装のついでに雨戸もやってしまうといいよ、とのアドバイスもよく聞かされることがあります。 ここだけを塗装するのはなんか贅沢な気になってしまう、すごくもったいない費用を支払うのでは、と思ってしまうほど地味な部分なので雨戸だけを塗装する方はそんなにいないと思われます。 なので外壁塗装のついでにやってしまうのが良い、という意見も多いのです。 住宅の設備の中でも主力とは言いがたい雨戸なので、そのために業者を手配したりスケジュールを立てるのは気が進みません。 かといって何年も塗装せずにサビだらけの姿で使用するのは問題です。 そこでそんなに手間のかからないよう、外壁塗装と同時に雨戸の塗装もやってしまうのがベストなタイミングとなります。 それぞれを業者に頼んで別々に塗装するよりも費用は安くなるでしょうし、外壁の塗装は家中の窓を閉め切って行うので雨戸を塗りやすい状態にしておくことも難しくはないはずです。 色も簡単に揃えられますし毎回セットで塗装する方もいるほどです。